Y20 Summit 2019 Japanに行きました!

みなさんこんにちは!エレフです。

ブログの内容に入る前に、更新期間が大きく遅れたこと誠に申し訳ありません。IBの授業が始まり、宿題が膨大な量になり更新ができない状況が続いていました。しかし6月になり、授業や宿題に慣れ始めてきて徐々に時間が作れるようになりました。なのでブログの更新をまたはじめるようにします。これからもよろしくお願いします。

では本題に参りましょう!

 

 

今回は5月26日に行われた“Y20 Summit 2019 Japan”について書いていきたいと思います。このサミットの詳細についてはホームぺージをご覧ください。僕は今回のサミットをCASの一環で行って参りました!

 

CASとはIBのコア科目で、Creativity Action Serviceの頭文字を取ったものです。Cで創造性、Aで行動力、Sで奉仕をIBの授業時間以外で行います。

 

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今回のサミットでは3つのアジェンタがありました!1つ目は「International Trade」2つ目は「Business and Environment」3つ目は「Future of Work」でした。僕は特に移民や難民などに興味があるため、この話し合いやパネルディスカッションに参加できたすごく通意義でした。

 

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僕がサミット内でとても興味を引かれたお話は2つありました。

1つ目はKnova Academyの生徒からの「海外高校生による政策提言」でした。彼らはたくさんの意見をサミット内で発表していました。Gender面では「セクシャルハラスメント」の法規制や男女平等の賃金・労働時間の確保などがありました。Aging Society面では「厚生年金」の見直しなどを提言していました。

 その中でも教育面での提言は驚きの連続でした。それが「STEAM教育の普及」です!「STEAM教育」とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた造語です。文系の僕からしたら理系ばかりでキツそう(笑)。文系の科目がこれからの教育に必要ないとなればすごいことになりそうな予感です。確かに次の世代の子供たちはプログラミング教育を初等教育でやってくるのでいまよりハイテクな生徒ばかり集まりそう(笑)。でもやっぱり僕的には文学や社会情勢をしっかりできるような教育も忘れないでほしいと思います。

 

 次にハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチセンター長の佐藤さんと慶應義塾大学の法学部教授の田村さんのパネルディスカッションはとても印象的でした。議題として「What is needed for next leaders?」にある通り次世代のリーダー教育について話されておりました。

 その話の中でもとても印象的だったのは「権力を使わないで、人を動かすこと」について言及されていました。日本は確かに「リーダーシップ教育」を推進していますが、果たしてその効果は出ているのか?という話でした。僕はIB教育を受けていますが、その部分は痛感することが多々あります。話し合いでリーダーという権力で人を動かすのか、それとも、人々を信じ自主的に話し合うことをさせるのか。日本の現状として仕事に対しての愛着がわかないことが挙げられます。そこにはリーダーではなく、「ボス」がいるから
ではないのかと考えます。

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上の図からもわかる通り、指示のみを行う「ボス」と一緒に働く「リーダー」、仕事を楽しく思えるのははたしてどちらなのでしょうか。

 

今回のY20サミットではとても感じたのは地球課題に対して関心を抱いてる同年代は意外にも多いということです。高校生って様々なことがありすぎて、なかなか社会事情に目を背けがちです。しかし今回のサミットに聞いていた高校生はみな未来に対して危機意識をもって話を聞いていることが見受けられました。僕もサミットを通して知らなかった未来への課題を正しく理解できた気がします。

 

以上が今回の記事でしたが、最初にも書いた通り更新期間が大きく空いてしまい誠に申し訳ありません。段々と生活の余裕が生まれてきたと感じておりますので、僕がブログを更新した際は読んでいただき共有していただくと大変助かります。今後もよろしくお願いします。

 次回は6月30日の更新を考えております。次回は「CASの公式面談」の感想を書いていきたいと思います。ではまた次回に!